070823インターナショナル・スイム・ミート2007(世界競泳2007):第3日目結果
8/23:インターナショナル・スイム・ミート2007(世界競泳2007)(2007/8/21〜24・千葉県国際総合水泳場)の第3日目の結果を掲載しました。
今日の感想 「期待通り!」
人の期待に応えるのはとても大変な事だ。
他人は無責任に期待し、感動を強要する。そして、期待を裏切るとその反感は負のエネルギーとなって襲いかかる。
だから、期待された人がその期待通りに活躍したときには、万雷の拍手を送る必要がある。
今日、最も期待通りのレースを見せたのが男子200m背泳ぎに出場した入江陵介選手だろう。
この大会への出場が決定してからもっとも期待される高校生として脚光を浴びてきた。
成績も順風満帆に伸びてきた。そして迎えた日本での国際大会。100m背泳ぎを初日に終え、足下を固めて迎えた3日目。
最も得意とする200m背泳ぎを迎える。出場選手に世界ランキング上位の選手がおらず戦いやすい状況。
全てが入江陵介選手を祝福しているかのような状態。1:57.30の高校新で優勝。レースも落ち着いたペースメーキングだった。
たまに、こういう幸運に恵まれた選手がいる。そしてその幸運を活かし伸びていく選手がいる。入江陵介選手にはそいうオーラを感じる。
すくすくこのまま伸びて欲しい!そう思えるレースだった。(私は決して”王子”とは呼ばないけれど=笑=)
2位には森田智己選手1:58.32の好タイム。インタビューもなかなか良かった(笑)
女子200m平泳ぎもよかった。ジョーンズ選手が期待通り2:21.45の好タイムで優勝。2位には新星ソニ選手2:23.36。ジョーンズ選手を脅かす足音が聞こえているような気がする。そして、3位に田村菜々香選手2:25.05、4位に種田恵選手2:25.45。こういう国際大会で高速なレースを経験し安定したタイムで泳いだことに大きな価値がある。着実にレベルアップしている日本女子平泳ぎを感じることが出来た。
国際的・記録的に最も価値があったのは女子200m背泳ぎ。コベントリー選手が150mまで世界記録を上回るペースで泳ぎ2:06.83の史上二人目となる6秒台で優勝。ついに、エゲルセキ選手の記録を破る可能性が出てきた。2位にはシモンズ選手(英国)2:09.52。3位には中村礼子選手2:09.91、4位には伊藤華英選手2:11.31。しかし、日本選手、世界ランキング上位に位置しながらなかなかレースで金メダルを取れない。まあ、今大会はあまりメダルに意味があるとは思わないが...それにしても。だが、6秒台が出たレースに参加したという事はいい経験になったはずだ。
男子1500m自由形では世界記録保持者ハケット選手とメルボルン世界選手権金メダリスト・サウリモビクス選手、そして今大会注目の朴泰桓選手が激しくからむ展開。
ラスト500mでじわじわリードを広げ始めたハケット選手が14:48.70で優勝。復活の第一歩を踏み出した。2位にはサウリモビクス選手14:48.70、朴泰桓選手が3位。松田丈志選手が15:12.06で7位。
女子200m自由形は今大会好調のバラット選手が1:57.92の好タイムで優勝。2位にはマックラチェイ選手1:58.28。三田真希選手は2:00.39で7位
男子200m自由形はメルボルン世界選手権4位のモンク選手が1:47.25で優勝。2位に中国のZHANG Enjian選手1:48.48。3位にコルゼオウスキー選手1:48.51。細川大輔選手が5位1:49.33、奥村幸大選手が1:49.91。
女子100mバタフライではレントン選手がやはり強く57.88で優勝。2位にも実力者のコミサーズ選手58.11、3位にシッパー選手58.36。加藤ゆか選手は前半から積極的にとばし日本記録を上回る27.37で入り、58.80。これだけのメンバーの中で国際大会の経験が少ない中、これだけ積極的なレースが出来たのは立派だと思う。
そして、ラストレース。男子200m平泳ぎ。
ライバルは自分という状態で登場の北島康介選手が150mまで日本記録を上回るペースで泳ぎ10秒突破に後僅かとせまる2:10.02で優勝。2位にはイギリスのギルクリスト選手(イギリス)2:10.32の好タイム。この選手は昨年度世界ランキング17位(2:12.79)の選手。以後、要注意。
北島康介選手の泳ぎはとてもなめらかで、余計な力が入っていなくて非常に良かった。
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