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競泳ジャパンオープン2008(長水路)1日目終了:スピード社水着「レーザー・レーサー」の衝撃
6/6、ジャパンオープン2008(JAPAN SWIM OPEN)長水路第1日を終え、日本でも衝撃的な結果を残した、スピード社水着「レーザー・レーサー」の各種報道をまとめました。
・水連会長がLZR着用を容認…日本新連発を受け
日本水泳連盟の林会長:「選手が自由に水着を選べるということはスピード社に便宜を図るものではない。選手の望みをかなえ、メーカーと水連との関係もこじれないようにしたい」
・タイム差歴然…日本水着メーカー3社無念(スポーツニッポン) - Yahoo!ニュース
5/30に発表した日本水泳連盟契約3社の改良水着もテストされたが、大きな成果を出すことはできなかった。
社員でもあるデサントの水着で女子800m自由形を出場した柴田亜衣選手は「すごく浮く感じがして水着は好きです」と好感触だったが、タイムは自己ベストから10秒以上遅れる8:35.18。
・コーチも力説「着ないと勝負にならない」(スポーツニッポン) - Yahoo!ニュース
北島康介選手・中村礼子選手・上田春佳選手を指導する平井伯昌コーチ:「LZRを着ることは、ドーピングのようにずるいことじゃない。五輪では多分、着ないと勝負にならない」。「国内基準じゃダメ。世界と比べて不利にならないように泳ぎたい」と話した。
・「メダルのため」ついに松田も決断(スポーツニッポン) - Yahoo!ニュース
松田丈志選手:(所属先のミズノに対する後ろめたさはあったが)「決勝のプールサイドでも迷っていたけれど、メダルを獲るためには着るべきだと思った」。
・速い!オレも着る!北島“スピード決着”(スポーツニッポン) - Yahoo!ニュース
北島康介選手:「めっぽう調子がいいわけじゃないし、この日本記録にはビックリしました」。日本語・英語・中国語の文字で胸に「泳ぐのは僕だ」と書かれたTシャツを着用。「水着が泳ぐわけじゃない。選手が泳ぐんです」。「着心地はつぶされそうで、あまりよくない」「スピードの水着は正直、素晴らしい。(抵抗が小さい)水着の特性を生かして、前半スムーズに行けたんじゃないかと思う。最後まで余裕がありました」。(予選ではミズノの改良水着を着用)「速い水着には興味があった。五輪には選手が一番いいと思う水着で出るべきだと思う。だから今回、チャンスをもらった」と許可を得て午後の決勝でLZRを初めて着用。(五輪での使用について)「結果の通りです。言う必要はない」。
・時事ドットコム:「スピード」に驚きと戸惑い=選手の反応もさまざま−競泳ジャパンオープン
上野広治競泳委員長:「この時期になかなか日本記録は出ない」と驚きを口にした。(スピード社製の水着に関し)「手応えはあるが、外国選手と比べると(装着してきた)流れがない」と、不慣れを指摘。
男子200m自由形で奥村幸大選手に敗れた内田翔選手(群馬SS)は「スピード社の水着に負けたことが悔しい。アシックスの水着で実力を証明したかった」
▼6/7付け 日刊スポーツ
【北京五輪代表選手の水着と順位】
・一部・オクムラ@SWIMMING VIEW編集)
・青字は選考会と比較しより速かった記録
女子200m自由形
1 上田春佳 【予選】ミズノ2:01.83/【決勝】スピード1:57.75
2 三田真希 【予選】スピード2:01.15/【決勝】スピード1:59.49
3 山口美咲 【予選】ミズノ2:02.12/【決勝】スピード2:00.80
6 高鍋絵美 【予選】アシックス2:02.27/【決勝】スピード2:02.34
7 藤野舞子 【予選】スピード2:02.26/【決勝】ミズノ2:03.21
32 春口沙緒里 【予選】アディダス2:06.59/【決勝】
女子800m自由形
1 柴田亜衣 【決勝】アリーナ8:35.18
女子100m背泳ぎ
1 中村礼子 【予選】アシックス1:01.47/【決勝】スピード59.82
女子100m平泳ぎ
2 種田恵 【予選】ミズノ1:10.26/【決勝】スピード1:08.64
7 金藤理恵 【予選】アリーナ1:10.59/【決勝】アリーナ1:09.09
女子100mバタフライ
1 加藤ゆか 【予選】アシックス59.60/【決勝】アシックス58.74
3 星奈津美 【予選】スピード1:00.58/【決勝】ミズノ1:00.06
男子200m自由形
1 奥村幸大 【予選】ミズノ1:50.36/【決勝】スピード1:47.36
2 内田翔 【予選】アシックス1:50.26/【決勝】アシックス1:48.36
3 物延靖記 【予選】ミズノ1:50.01/【決勝】スピード1:49.30
4 松本尚人 【予選】スピード1:50.71/【決勝】スピード1:49.46
46 高桑健 【予選】アリーナ1:55.01
男子100m背泳ぎ
1 入江陵介 【予選】ミズノ55.53/【決勝】スピード53.95
2 宮下純一 【予選】スピード54.01/【決勝】スピード54.26
4 中野高 【予選】ミズノ55.92/【決勝】ミズノ55.37
男子100m平泳ぎ
1 北島康介 【予選】ミズノ1:00.67/【決勝】スピード59.44
2 末永雄太 【予選】アリーナ1:02.35/【決勝】アリーナ1:01.82
男子100mバタフライ
1 松田丈志 【予選】ミズノ1:58.96/【決勝】スピード1:54.42
3 柴田隆一 【予選】アリーナ1:55.41/【決勝】スピード1:58.80
・中村礼子選手:予選はアシックスの改良水着をテスト。決勝ではレーザーレーサーを着用「まだこのタイムではメダル争いには絡めない」「自分が納得できる形で水着を選びたい」
・上田春佳選手:レーザーレーサーの着用に20〜30分も要した「一人じゃ着れない。でも今は(レーザーレーサー)が合っていると思う。」
・奥村幸大選手:「リレーを引っ張る立場として責任を感じる。(日本新が出て)今はホッとしている。」
・ミズノはこの日、予選と決勝の合間を利用し会場で会見。5/30に発表した新作水着とは違う「ハーフスーツ」と呼ばれる新タイプの水着を発表。開発担当者は「当初から北島康介選手の意見を取り入れ一緒に開発した」と説明。しかし、約3時間後に北島康介選手がレーザーレーサーを着用し日本記録を樹立。広報担当は「重く受け止めたい。北島康介選手サイドからレーザーレーサーを使いたいという連絡は受けている」と契約違反でないと話た。
・1日目の結果を受け、アシックス「五輪本番まで水着開発の努力を続ける」ミズノ・デサント(アリーナ)「現時点ではわからない」
・日本水泳連盟名誉会長、古橋名誉会長:昔はふんどしをして泳いでいたんだよ。水着のことで騒ぎすぎじゃないか。水着ぐらいでそんなにかわるのかな。
・日本オリンピック委員会、福田強化本部長:選手は何を着ればいいか分かる。日本水泳連盟はジャパンオープンに通気五輪でのレーザーレーサー着用も理解してくれると思う。選手のために何が出来るかではないか。
▼6/7付け 朝日新聞
・北島康介選手:レーザーレーサーについて「水着が素晴らしいと感じるところはある。結果の通り」「(契約している)ミズノの水着も悪くない。信じている部分が強い」レース後には「水着が泳ぐわけじゃない。選手が主役でなければならない。」
・上田春佳選手:「目標タイムにやっと届いた」「始めの50mが楽に入れた気がする」「日本新記録は水着のおかげも少しあると思うけれど、自分の力もあると思う。」
・宮下純一選手:「良い記録が安定して出て、すごく驚いている。デサント(アリーナ)も試し、タイムが良い方を本番で着たい。」
・入江陵介選手:「(スピード社製レーザー・レーサーを着用して)思っても見なかった記録が出て、うれしさ半分、動揺もしている。」
・中野高選手:「ミズノにお世話になってここまで来た。それを信じてやるだけです。」
・末永雄太選手:「デサント(アリーナ)で間違いないと思う。スピードのはフィット感が良くなかった。
・柴田隆一選手:「コメントはない。周りが騒いでいることに、僕自身はうんざりしている。」
・藤井拓郎選手:「タイムが判断基準。スピードが着られれば着たい。」
・高桑健選手:「(200m自由形にアリーナの水着を着用)好感触です。でもメーンの個人メドレーではスピードで試したい」
・奥村幸大選手:「一番自分に合った水着を着たいという気持ちは誰にでも有る」
・内田翔選手:「自分はアシックスだけを信じてやっているので、北京でも着る。今日はスピードを着た選手に負けたのが悔しい」
・松本尚人選手:「みんなが自分の着たい水着を着て結果が出るのが一番だと思う。」
・物延靖記選手:「2社に提供してもらい、自分にあった方を選ぶ」
・中村礼子選手:「コーチと相談し、納得できる選択をして本番に臨みたい」
・種田恵選手:「ミズノの水着は凄く良かったが、自分自身があせって空回りしていた。スピードは凄く浮く感じがした」
・金藤理恵選手:「今日は自分のレースの仕方が悪かった。明日以降は水着を生かせるよう泳ぐ」
・加藤ゆか選手:「今の段階ではこの水着で満足している」
・星奈津美選手:「どちらも足が浮く感じがするが、着用した感覚はミズノの方が好き」
・北川麻美選手:「いろいろ試してみようと思う。アシックスでいくつもりだけど、一応、スピードも着てみようと思う。」
・柴田亜衣選手:「体が浮いた感じがした。私はデサントの水着が好きです」
・春口沙緒里選手:「すごく良かった。スピードも試すつもりだけど、選手の方は 「周りが騒いでいるな」 と客観的にみている。
・藤野舞子選手:「(200m自由形に出場)スピード製で2秒近く自己ベストを更新できてよかったが、他の水着も試せるだけ試したい。」
・三田真希選手:「3人がかりで着させて貰って苦しいが、泳ぎでメリットがあるから仕方ない」
・高鍋絵美選手:「そんなに違いはないと感じたが、スピードのは水着の中に水が入ってきた」
・山口美咲選手:「(好記録が出たが)それは練習したからです」
▼6/7付け 日本経済新聞
・平井コーチ:「正直、びっくりしている。特に北島は肩痛が長引いていたから。(レーザー・レーサーを着なかった)予選のタイムは3人とも悪かったが、決して軽く流していたわけではない。水着とベストベストパフォーマンスは切り離せない。レーザーレーサーを着たら速いと言うわけではないけれど、レーザーレーサーを着ないと勝負にならない、というのが適当かな。」
・中村礼子選手:(予選でアシックスを着用)「ちょうど厳しい練習を積んでいる時期。その疲れが出て、完璧でない状態で日本記録が出た。水着だけでなく練習もしてレベルアップしている。アシックス製とか、いろいろなものを確認してから水着は決めたい。」
・松田丈志選手:「(好記録の理由を問われ)あまり聞かないでください。すごく進んでいる感じがした。でも、決勝の直前まで(スピード社製を着るか)心が揺れた。正直、心苦しいけれど、スピード社の水着は世界のスタンダートになっている。日本代表として最善をつくすことも大切。」
・奥村幸大選手:「言葉は悪いけど、我々選手にとって、五輪は4年に一度の”戦争”自分にあった水着で出たい。(スピード社製で5月に続き日本記録を2度更新し)正直、複雑な気持ちだけど、泳ぐのは選手。そういうプレッシャーを乗り越えて結果を出さないといけない。
・上田春佳選手:「2分を切れれば上等だと思ったのに、1:57.75の日本記録が出てびっくり。キックがすごい楽で最初の50mは空キックかと思ったほど。いつも疲れる最後50mが疲れずキックを打てたのが、好記録につながったと思う。
▼6/7付け 読売新聞
・日本水泳連盟、林利博会長:「水着問題の着地点はもう決めてある。前から考えは一つで、選手が少しでも速く泳ぎ、良い結果を出せるように努力しているのだから、その強化基盤にひびが入ってはいけない」
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