水着問題:競泳界、レーザー・レーサー、一極集中
競泳界で、英スピード社製水着レーザー・レーサー(LR)への一極集中が決定的となったと。
北京五輪米国代表選考会の優勝者もすべてレーザーレーサーを着用。日本代表の上野監督は、8月の北京五輪では「多くの国の選手がレーザーを着てくる」とみる。
レーザーレーサーは北京五輪でも貸し出される予定。ほとんどの選手がLRを着られることで、水着による不公平感はなくなる見通し。
この一極集中が、子供たちに広がることを心配する声も出始めている。
マット・ビオンディ氏は「高価な水着を買える親もいれば、買えない親もいる。テクノロジーの発達は必要だが、僕は(水着でタイムを伸ばすより)技術がうまくなってもらいたい」と。
さらにマイノリティーへの影響も指摘されている。水泳では人種による経済格差が明確に表れる。今大会の出場選手のほとんどが白人。アフリカ系で五輪代表入りしたのは男子自由形のカレン・ジョーンズだけで、アフリカ系出身の五輪競泳代表はまだ3人しかいない。経費がかさむ水泳から、彼らが遠ざかる可能性がある。
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