仁川アジア大会カメラ窃盗事件:第2回公判

      2015/02/03

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2/2:仁川アジア大会でカメラを盗んだとして窃盗罪で略式起訴され、後に無実だとして正式裁判を求めた競泳の冨田尚弥選手(25)の公判が仁川地裁で開かれた。

しかし、法廷通訳人が出席せず、韓国語が分からない冨田選手が内容を理解できないまま審理が行われたとのこと。

 検察は同日までに、犯行現場の監視カメラの映像を冨田選手側に開示したが、同選手側は「映像は不鮮明で本人かどうか分からず、編集でカットされている部分もある」として証拠採用に反対し、元の映像を示すよう求めた。検察は元の映像を証拠申請すると表明。裁判所は捜査した警察官らを証人として尋問することを決めた。

 冨田選手は公判後、記者団に、事前に見た映像は「僕が写っているのかいないのかも分からない」と述べ、窃盗の証拠にはならないと主張した。

 通訳の不在について裁判所は「通訳人が公判期日を錯覚し来なかった」と弁明した。

次回公判は4/9。現場の防犯カメラ映像の証拠調べや、捜査に当たった警察官らへの証人尋問が行われる予定。

冨田被告の弁護人は当時の韓国警察の取り調べに問題があったとして、あらためて起訴内容を否認した。

 弁護人は「被告は初めて韓国警察で調べを受けたショックで、冷静さを失った」と主張。警察官に「(犯行を)認めると日本行きの飛行機に乗れる。否認すると帰れない」などと言われ、身柄を拘束されることを恐れて犯罪容疑を認めたと強調した。

 検察側は冨田被告が映っている7〜8分の防犯カメラの映像を証拠として新たに提出した。またカメラを盗まれた韓国メディアの写真記者や担当警察官ら4人の証人出廷を申請した。