競泳金子雅紀に日本代表の誇り、心臓手術経て復活へ

   

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2018/7/8:7/7に行われた東京都選手権第1日目、男子200m背泳ぎ決勝で最下位だった金子雅紀選手の紹介記事が掲載されています。

 理由は、左手首と心臓に行った2度の手術だった。

 今年2月、陸上トレーニングで大きな箱の上に跳びのるジャンプの練習中に足を踏み外して、左手を地面についた。

 「最初は骨折とは思わなかった」

 痛みに耐えて、代表選考会を兼ねた4月の日本選手権に出場。しかし同100メートル背泳ぎで3位に終わり、同選手権後に代表に選ばれなかった。試合の2日後に手術を敢行。左手首にボルト1本を埋め込んだ。約1カ月間のオフをとって、患部の回復に努めていた。

 5月に行われたジャパンオープンは、日本代表の追加選考を兼ねていた。だが金子は、17年1月から悩まされていた不整脈の治療のために、5月下旬にカテーテル手術を決断した。

 「試合形式の練習になると、動悸がして、深呼吸ができない。全身に酸素が足りなくなって、練習を切り上げたり、休んだりしていた。その頻度が高くなったので、左手首の手術で1カ月のオフをとる間に手術をしようと思った」

 ジャパンオープンは回避して、心臓の手術を選んだ。

 ここで思わぬ事態が発生する。背泳ぎ代表だった古賀淳也が、ドーピング陽性のために暫定的な資格停止処分になった。日本水連は、ジャパンオープン直前に古賀の日本代表派遣を取り消した。日本選手権3位だった金子が繰り上がりで日本代表に入る形となった。

 「正直、心臓の手術もあるし、不安もありました。でもやっぱり日本代表で出たい気持ちがあった。せっかくのチャンスなので生かしたいと思った」