田村尚之(トレーナー)<前編>「日本競泳界に風穴を開けた“北島効果”」

   

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2001年から北京五輪まで北島康介選手のトレーニングを指導した田村尚之氏の紹介記事が掲載されています。

「あたかもウエイトトレーニングをすれば、何もかもが魔法にかかったように泳ぎが良くなると考えていた選手も少なくありませんでした。でも、それは違います。例えばウエイトトレーニングは短期間で筋力アップすることができる分、身体への負担も大きい。だから、きちんとリカバリーを考慮しながら導入する必要があるんです。そしてもうひとつは、ウエイトをやることで、本来の泳ぎが失われる危険性もあります。康介に関しては、平井先生と一緒に、どういうタイミングで、どういうトレーニングをするのか、スイムの練習とのバランスも考えながら、試行錯誤してやってきた。その結果、康介の努力もあって、あそこまでの結果を生み出すことができたんです。それを日本選手権の直前になってやるのはあまりにもリスクが高い。逆にこれまでの泳ぎが失われることも考えられたので、そういう選手たちにはすすめませんでした。どうしても、という選手には導入のための軽いプログラムを与えるようにしました」