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【話の肖像画】競泳コーチ・久世由美子

      2016/11/10

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松田丈志選手を育てた久世由美子コーチのインタビュー記事「【話の肖像画】競泳コーチ・久世由美子」が掲載されています。

〈初めて五輪の舞台に臨んだのは2004年アテネ五輪。松田のコーチとしてだった。そこでメダルへの執着心が芽生えた〉

 アテネで初日に登場した松田は、緊張しながらも男子400メートル自由形で40年ぶりの決勝進出を決めてくれました。これにはみんなが驚いて。当時、ヘッドコーチだった上野広治先生の笑顔は、今でも忘れられないですね。

 でも翌日からは男子平泳ぎの北島康介選手らが大活躍して、日本競泳陣はメダルラッシュ(金3、銀1、銅4)でした。そこで初めて、五輪では結果を出さなければこんなにも居心地が悪いのかと思い知りました。本当に悔しかったですね。

 次の北京五輪では絶対にメダルを取ると誓い、準備しました。だからこそ本番では余裕を持って臨むことができ、(松田は)200メートルバタフライの2大会連続メダル、現役最後の五輪となったリオでのリレーに結びついたのだと思います。

 ある日、ニュースで水難事故があったことを知って、「水で命を落とす子供をなくしたい」という思いが芽生えたんです。水泳の楽しさを広めたいという気持ちもありました。水泳好きの仲間が集まって、昭和54(1979)年に東海(とうみ)スイミングクラブを設立しました。当時も現在もスタッフはボランティアです。それぞれが仕事や家事、子育ての時間をやりくりしてプールに集まり、水泳の指導をしています。