金メダルへのコーチング:「小さな組織のトップでいたほうがいい」水泳・平井コーチの心構え

2021/ 3/1:平井伯昌・競泳日本代表ヘッドコーチのエッセー「金メダルへのコーチング」に「「小さな組織のトップでいたほうがいい」水泳・平井コーチの心構え」が掲載されています。

 受験や就職など岐路に立つ選手たちに、鶏口牛後の話をすることがあります。鶏口は先頭、牛の尻を表す牛後は末端の意味。大国の属国よりも小国の王でいたほうがいいという中国の「史記」に出てくる話に由来することばは、大きな組織の末端にいるより小さな組織のトップでいたほうがいいということです。

 みんなと同じことをやって満足していては世界のトップには立てません。所属するグループの中のある分野は自分がリードするという気概を持てば、自分が何をすべきか、何をしたいのかをよく考えて、前向きな気持ちが生まれてきます。「鶏口となるも牛後となるなかれ」は、練習に対する心構えとしても通用する考え方だと思っています。

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