金メダルへのコーチング:コロナ禍の五輪に平井コーチ「成績を求められる要因が大きくなっているのでは」

2021/4 /12:平井伯昌・競泳日本代表ヘッドコーチのエッセー「金メダルへのコーチング」が更新され「コロナ禍の五輪に平井コーチ成績を求められる要因が大きくなっているのでは 」が掲載されています。

レースに送り出す直前にどんな言葉をかけるか、それも時間をかけて考え続けます。泳ぎの技術だったり心構えだったりするのですが、その言葉がすっと選手に入っていくように、日々の練習の話の中で種をまいていることもあります。

 東京五輪が決まってから、地元の開催で一人でも多くの選手を派遣したほうがいい、という意見をよく聞きました。コロナ禍が起こって1年延期したことで、スポーツ、五輪、派遣そのものの価値観が変わってきた、という印象があります。今の社会情勢の中で、多くの選手を派遣することより、去年に比べて成績を求められる要因が大きくなっているのでは、と思います。

 
 現場で指揮を執る立場としては、どうやっていい成績を残すかを考えなければいけません。それには代表選手それぞれが目標を設定して、チームの優先順位をはっきりさせて取り組む必要があります。平均点を上げるだけではメダルに届きません。選考会後は最高点を上げて世界と戦う強い意志が不可欠です。

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