世界水泳対策費45億円 福岡市、国に支援要請へ

2021/12/11:福岡世界水泳2022(2022/05/13〜29|マリンメッセ福岡A館)について福岡市が新型コロナウイルスの感染対策費を最大45億円程度と試算していることがわかった。市は国などに感染対策費の支援を求める方針。

 
 関係者によると、市は東京五輪・パラリンピックや北九州市で10月に開催された「世界体操・新体操選手権」と同様に、選手団と外部の接触を避ける「バブル方式」を採用した場合、最大45億円の感染対策費が必要だと試算したという。

福岡市は感染対策費を除く開催経費について、2017年2月の市議会で約90億~100億円と説明し、今年2月には約180億~190億円としていた。大会が夏から5月に変更されたことで、水を温める設備や仮設の屋外プールを覆う屋根や壁が必要になったことなどが増額の理由。一方、ハイダイビング会場のプールの工法変更などにより、新たに約10億円を削減できる見込みになったという。
その結果、感染対策費を含む開催経費は最大225億円程度で、市が当初示した額の2・2~2・5倍となる可能性がある。

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