2021/6/22:東京五輪2020開幕まであすで1か月 競泳日本代表チームが長野県で行っている合宿を公開した。
- キャプテンの入江陵介選手は「地元開催の舞台で泳ぎたいという思いをずっと持ち続けてきた。しっかり100%出し切りたい」
- 6月初めから長野県東御市の標高1700メートル余りに位置する高地トレーニング用プールで合宿を行っている。
- 入江選手は、地元開催でなければリオデジャネイロ大会の後に現役を引退していた可能性が高かったと明かしたうえで、「地元開催の舞台で泳ぎたいという思いをずっと持ち続けてきたので人一倍、東京オリンピックへの思いは強い。手放しではワクワクできないが水泳という競技を仕事にしている中でオリンピックは大きなものなので、しっかり100%出し切りたい」
- また観客数を会場の収容定員の50%以内で1万人を原則とすることについては「応援の力は大きいし、競泳の会場ではまだ一度も観客を入れた大会がなかったのでどんな雰囲気になるのか楽しみにしている」
- 開幕の翌日に本命としている400メートル個人メドレーの予選が始まる瀬戸大也選手は「自分のペースを意識して焦らず1発目から勝ちにいきたい。自分が目指す4分4秒台が達成できればほしいメダルがとれる」
- 萩野公介選手は、観客を入れての開催が決まったことについて「観客がいてもいなくても頑張るということは同じだが、応援してもらえたほうがうれしいし、選手にとってはすごくいいことだと思う」「これまでは開催を信じて練習をしてきたが、観客の扱いが決まるなど環境が徐々に整ってきて、いよいよ近づいてきたなという感じがある」「海外の代表選手も出そろいつつあり、ライバルもわかってきて、いよいよスタートラインのところにきた。体も心もここからがいちばん大事になる。集中して1か月やっていきたい」
・「「応援力になる」競泳五輪代表・大橋悠依&松元克央 有観客開催に喜び – 水泳 – 東京オリンピック2020 : 日刊スポーツ」
- 大橋悠依選手は「いよいよ本当に始まるなと気合が入ってきた。自分に結構、期待している。(個人メドレーの)200メートルも400メートルも自己ベストが金メダルには必要になる」
- 有観客での開催が決まって「すごく久しぶりに観客の方が入る。選手としてはとてもうれしい」
- 松元克央選手(24=セントラルスポーツ)も「素直にうれしく思います。誰かが応援してくれると力になります」
・「瀬戸大也らが五輪へ意気込み「一発目からいい成績で泳げるように」/競泳 – サンスポ」
- 瀬戸選手は7/21午前まで東御市で練習してから東京都内へ戻る。7/24に予選がある本命の400m個人メドレーの直前まで心肺機能の向上などに効果がある高地で強化を続ける。
- 平井伯昌監督は7/19に競泳陣のほとんどが選手村に入ることを明かした。
・「大橋悠依「金メダル狙うなら自己ベスト」/競泳 – サンスポ」
競泳の東京五輪日本代表が22日、オンラインで取材に応じた。金メダルが期待される大橋悠依(イトマン東進)、瀬戸大也(TEAM DAIYA)、松元克央(セントラルスポーツ)らは長野・東御市で合宿中。大橋は順調に練習が積めている様子を明かした。
- 大橋悠依選手を指導する平井伯昌ヘッドコーチは「(2017年世界選手権で)初めてメダルを取ったときの前の充実感を感じる。ぎりぎりまでどれぐらい強化できるか。あとは最後の1カ月の仕上げと、コーチの腕次第だと思っている」