2021/4/20:清水咲子選手らが現役を引退することを明らかにした
- 清水咲子選手が、29歳の誕生日となった4/20、引退を発表した
- 清水選手は「本日をもって水泳を引退することを決めました。3歳から続けてきて、楽しいこと、苦しいこと、大切なことは水泳が教えてくれました。東京五輪への夢はかないませんでしたが、限界まで努力をしても望む結果が出ないことがあるということを知りました。それでも前を向いて進まなければいけないし、この結果を失敗とせず、今後の人生にいかしていくことが、ずっと大切なことだと思っています」
- 「ユニバーシアード、世界水泳、オリンピックなど国際大会や海外遠征を経験し、国内だけでなく海外にもたくさんの戦友、仲間たちが増え、皆に温かい声をかけてもらい助けられてここまで続けることができました。良いときも悪いときも自分を勇気づけてくれて、救ってくれたのはいつも周りの選手、先生、友人からの言葉でした。私の水泳人生は、皆様のおかげでとても幸せな時間と素晴らしい経験になり、そしてこれからの私の原動力になっています」
- 「今後については未定ですが、何かしらの形で水泳に携わって恩返しをしていけたらと考えています。最後に、ここまで不自由なく競技を続けさせてくださった所属のミキハウスをはじめ、応援してくださった全ての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。選考会後は毎日競技人生が幸せだったなと余韻に浸っています。本日は誕生日でもあるので、この29歳の誕生日を機に新たなスタートにしたいと思います。本当にありがとうございました」
- 日本選手権後に東京五輪日本代表の補欠選手となっているが、本人の意向で辞退することになった。
・「競泳リオ五輪代表の清水咲子が現役引退 藤森丈晴、高橋美帆、長谷川純矢も – 水泳 : 日刊スポーツ」
- ミキハウスは20日、競泳の所属選手4人の現役引退を発表した。
- 清水咲子選手に加え、藤森丈晴選手、高橋美帆選手、長谷川純矢選手
- ドーピング検査陽性による資格停止処分を終えて東京五輪を目指した藤森丈は「自身の競技生活へ幕を閉じさせていただくことをご報告いたします。選手として約20年間、夢と目標に向かって突き進んできました。改めて、ここまで夢中で泳ぎ続けて来られたのは、周りの方々のさまざまな支えがあったからだと心の底から感じています。会社をはじめ、支えていただいた方々や、そのつながりをくれた競技生活に感謝の気持ちしかありません。今後はやりたいことがたくさんあるので、残りの人生をもってやり切れるよう尽力します。これからの活動も引き続き応援していただけると幸いです」
- 高橋美帆選手は「東京五輪に向けて努力を重ねてきましたが、代表入りすることができず、現役を引退いたします。水泳を通じて、目標に向かって共に努力する時間を過ごしたかけがえのない仲間と、多くのことを教えてくださる方々に出会えたことはとても幸せです。長い時間をかけて情熱を注いでくれるコーチに出会えたことは選手としてとても恵まれたことだったと思います。今までサポートしてくださった所属のミキハウス、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました」
- 長谷川純矢選手は「東京五輪を目標に取り組んできましたが目標には届かず現役を引退することに決めました。一人では乗り越えられなかったことも多くの方に支えていただき、競技を続けられる幸せを感じることができました。サポートしていただいた方々に心より感謝いたします。今後は競技生活で学んだことをいかし、新たな目標を見つけ努力していきます。応援ありがとうございました」