金メダルへのコーチング:入江陵介もレクチャー 日本競泳の飛躍には「ノウハウの継承」が重要

2021/5/3:・競泳日本代表ヘッドコーチのエッセー「」が更新され「入江陵介もレクチャー 日本競泳の飛躍には「ノウハウの継承」が重要」が掲載されています。

第1次合宿の目的は、コミュニケーションを密にして、全体の把握と今後の日程を確認することです。

前回の五輪まで日程案などはヘッドコーチの私がほぼ作っていましたが、今回はリレーチームの強化など意識的にほかのコーチに任せる部分を増やすようにしています。

前回書いた通り、地元開催の東京五輪のレガシー(遺産)は「人」であるべきだと思っています。

私たちの世代の指導者が築いてきた選手強化のノウハウは、人から人へ「移っていく」ものではありません。はっきりと意識して「移していく」ものです。

「チームのために頑張ります」という段階はまだ発展途上で、それぞれが個人の目標を突き詰めていくことで、結果としてチームの力が上がっていく。それが競泳の目指すべき方向だと思います。

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