水泳専念、移籍…道は自分で選ぶ 競泳・井狩裕貴

2021/6/5:井狩裕貴選手の紹介記事「水泳専念、移籍…道は自分で選ぶ」が掲載されています。

もともと試合に向けて周到に準備するタイプだ。一かき一蹴りの細かい動作まで徹底してイメージを頭にすり込ませる。「2週間前ぐらいから夜あまり眠れなくて。それぐらい気が張って集中していた」。だが気合があだとなったか、予選はガチガチで7位通過と不本意な結果に。コーチが心配するほど精神的に窮地に追い込まれた。

尊敬する人はウォルト・ディズニー。「If you can dream it, you can do it.(夢を見ることができれば、それは実現できる)」という言葉に励まされ、約15年の水泳人生を歩んできた。

2017年からコーチを務める塚田陽一は「目標を明確にもって、そこに対して生ぬるい考えじゃなくてしっかり行動に変えることができるところが強い」と教え子のメンタリティーを一番の特徴に挙げる。

 
試合前夜は決まった音楽をかけながら風呂場で全身の毛をそり、就寝前に「体の張り感や集中を確認するため」にけん玉を行う。

より良い環境を求めて中学卒業までにスイミングクラブを3回移籍。偶然隣で泳いでいた別のクラブのコーチの指導を見て「この人のところでやれば絶対速くなる」と一目ぼれし、自ら入会を直訴したことも。「五輪への近道が何かを考えたときに、日本で最も強いスイミングクラブでやるのが一番だと思った」ことから、高校進学時には現在も拠点とする大阪に身を移すことを決断した。

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